すくにゃん

3月は卒業、別れの季節などと言いますが、それに加えてもう平成も終わるということで、偶然とは言えそれに相応しい内容になりました。皆様お元気で

 
大半の方が、『無修正 流出』とかで検索して、何の因果かわかりませんがこのブログにたどり着いてくるわけじゃないですか。ですからこのようなタイトルで、はて一体なんのことやらとお思いになられるでしょう。
そんな方々に説明させていただきますと、僕はSNSに登録する時、毎回すくにゃんというユーザー名で登録していたんですけど、すこし前に可能なものはすべて消し、SNSから存在を消滅させまして。

などとは言いましても、皆さん僕の話なんざあ興味ないでしょう、悲しいかな。それでも、当事者である僕にとっては大きな出来事であるので、自分のためにこの文章を書き進めていきたいと思う。

 

もう10年以上前から、僕は20人とか30人くらいしかいないような狭いコミュニティを転々と彷徨い、その度にこのユーザー名を使って、デカい面して好き勝手やってきた。現実で虐げられていた鬱憤をインターネットで晴らすが如く暴れまわっていた。まったくもって恥ずかしい。

こんなん考えてみれば考えてみるほど正気じゃなかったんですわ。中年男性がちんちんに名前つけて、そのおちんちんに話しかけて、夜な夜なお人形さんごっこ、着せ替えごっこをしていた。みたいな、そういう類の正気じゃない話なんだ、これは。

 

イソップ物語風に説明させていただけば、風俗店で、私はカラスですと身分を偽っていたキツネであったが、それをよいことに「俺はカラスだ!本番させろ!じゃないと土の中のミミズよろしくクリトリス穿りとるぞ!オラァ!乳首啄んだろか!アァン!?」などと毎度毎度本番強要をしていたけれど、ある日たまたまキツネの相手をすることになった風俗嬢がカラス張本人で、諸々の悪さがバレてえらい目にあった。最終的にカラスに詰められて目をくり抜かれたキツネであった。教訓・本番強要はやめよう。
みたいな。今回はそんな話なわけよ。ちょっと何言ってるか僕自身もよくわからないんですけど。何だイソップ物語って、最低か!?

 

もういい加減SNSで暴れまわるみたいなこともやめなければいけないなとは前々から思っていた。30過ぎて、いい年して何やってんのやらと。周りはパパママになり、卒園式、卒業式の写真をパシャ!で、眩しすぎる家族写真を「別れではなく門出」みたいな全くもって意味不明な文字の羅列と共にインスタグラムに載せてるっていうのに、僕はというとインターネットの最下層も最下層でチンポがどうのペニスがどうのニチャニチャ言ってるんですよ。何だこの落差。なーにが卒業式だよ。どうせお前ら夜な夜なベッドの上で、卒業証書授与〜〜ッ!!!ズボボ!!!とか言ってチンポ挿入したりだとか、レミオロメンの3月9日をBGMに流しながら、オラ!!ハメオロメンじゃ!!パンパン!!だとか、ザーメンがキンタマから卒業していくッ!!そしておまんこ学園へ入学ゥ!!あぁーー!!イクッ!!イクっ!!出るッ!!こなァ〜〜〜〜ゆきィ〜〜〜〜ビュルル(絶頂)!!……ねぇ(射精後の虚脱感)とかやってるんだろ!?!謝れ、この世の全てに謝れ。夜の卒業証書授与って何だよ。頭おかしいんか!?ハァ!!??その黒ずんだビラビラが証書なんか!?!アァ!??陰唇引き千切ったろか!?!?

やれやれ、ですよ。やれやれ。呆れて何も言う気にならない。どうかしてるでしょう、こんなの。

こんな事やっている間に昭和どころか平成が終わるんですよ。信じられます?そんな「セックスもしたこと無いのに自分の子どもができた」みたいなこと言われても、全然意味わかんないじゃないですか。

よって僕は平成が終わることを断固として拒否させていただく。どうしてもというのなら、税金で高級風俗店へ連れて行け!!!まったく。挿入より先に平成が終わるなんて、誰が思っただろうか。

 

 僕の体内の時計は二十歳くらいで故障し、秒針だけが虚しく弧を描き続ける状態になっていたのだけれど、残念ながら現実の時間というのは例え僕の頭が壊れようが無情にも刻一刻と過ぎていくもので、ふと気づけば30歳を超え、インターネットで遭遇する人のほとんどは年下になっていた。性別年齢人種なんて関係ないのがインターネットの良いところだと人は言うが、10代の方々が和気藹々と馴れ合っているのを見ると、自分はここに居るべきではないし、下手に水を差して雰囲気を邪魔してはいけないなと思うようになっていた。現実に居場所がなくてインターネットに来たのに、インターネットでも居場所が無くなってしまったわけだ。

その点を差し引いてみても、30過ぎて尚SNSに入り浸ってる人には異常者しかいないという点から、ああこれは早く止めなきゃなとは思っていた。異常者の仲間入りなんてしたくはねぇよ。

しかし、やめなきゃと頭のどこかでは思っていても、色々な感情に引っ張られて踏ん切りがつかず、また依存しきっていて、辞めることができずにずっといた。惰性で続けてたソシャゲやめらんないのと大方一緒ですわ。

 

それなのに、いったい何故このタイミングで辞めるに至ったのかといいますと、

まあ例えばさっきのイソップ物語を例にしますけど、皆さんが風俗店で本番強要がバレてヤクザに詰められました。さらにはそれが奥さんや彼女にまでバレたとしたらどうしますか?っていうことよ。

もう存在消すしか無いなってなりません?それと一緒なんです。そう、つまり僕はオフ会での本番強要がバレて、インターネットをやめざるを得なくなった……ということ?いや、違うわ。

間違いなく今までも僕の見えないところでは多くの人を不快にしていたとは思いますが、ちょっと前にいつも通りインターネットで調子に乗っていたところ、自分の発言や行動が目に見えて他人を不快にしてしまったなという事がありまして、流石に僕も反省しまして、ああこれは消すしかないなと。ちょうどいい機会だし、一切合切やめようと。

残念ながら僕は皆さんと違って常識人ですし、他人を不快にしてまでSNSしたいかって言われたらそらNOなんで。

 


……こんな感じの理由で良い?満足していただける?はっきりしない書き方ですけどしゃあないですやん。世の中全部そう。政治家だって何だってそうじゃないですか。ありのままに全て書いたら僕の立場が無くなってしまうんですよ。
ね?だってそうでしょう?裏でこっそりと、おまんこちゅぱちゅぱしようね〜ちゅっ💋みたいな内容のダイレクトメッセージを色んな女性ユーザーに送ってたけど、実は女性同士が繋がっていて居場所がなくなったとか、ヤバない?だからSNS辞めましたとか口が裂けても言えないでしょ。まあこれは例えばっていうやつなんで。僕の話じゃないんですけど。ね?例えばだよ、例えば。

それに加えて、女の子だと思ってDMして裏で連絡取り合ってたのに、実は男で揉めたとか。なんでおっぱい揉みたかっただけなのに男性と揉めなあかんねん。っていや、そんなことあるわけないやん?例えばだから。例えば。例えばっていうか、これはあれよ、知り合いの話ってやつ。うん。そう。知り合いの話。超ウケるー!!あーっハッハッハ!!!!あーーーハッハッハッ!!!!……うるせーーーーーーー=!!!!!!!!!!!!!クソがッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

思い返してみれば、人生の半分はインターネットの中にいた。10代の頃出会った人たちとの繋がりはもう一切ない。ふとした時に昔を振り返って、そんなこともあったなと過去に出会った人たちを思い出すこともあるけれど、数時間後には忘れている。

きっと僕がインターネットから居なくなっても、その程度にしか過ぎないでしょう。いや、それどころかきっと誰の記憶に引っかかることもないだろう。得たものはまるで何もなかったし、残ったものも何もない。あえて挙げるとすればこのブログくらいか。それでもSNSは楽しかった。

こんなにもSNSに依存してしまう事になったきっかけはmixiだったのだろう。当時ブログというサービスがひどく盛り上がっていて。面白いブログをたくさん読んで、自分もこんな面白い文章を書きたいと、見様見真似で始めて。何番煎じかもわからないような粗末な内容のブログを書いても誰にも読んでもらえないもんだからとmixiの日記として書いて、高校大学の同級生に公開して……、ってその辺りでもうちょっと頭がおかしすぎて僕自身が引いてるんですけど、それでも面白い人達の真似事をしていたら、まるで自分も面白い人間にでもなれたかのような気がして、受け手ではなく発信者側に立つ強い人間になれた気がして……、こうやって振り返ってみれば痛すぎて乾いた笑いと後悔しか出てこないんですけど、それでも当時は楽しくて、ズブズブとSNSに依存するようになっていった。もし僕が今だったら再生数一桁のYouTuberとかやっているんだろうなって思うし、マジで昭和生まれでよかった。

 

以来ずっとSNSを彷徨い続け、好き放題暴れ、依存し続け、結果時間だけが過ぎ、無駄に歳だけとってしまった。

15歳から今までの人生はインターネット、SNSが全てだったので、それを自ら手放すことに対して、本当にこれでよかったのだろうかという未練や不安がある一方、これで、インターネットにもう1人の自分が存在しない、所謂一般人になれるのかという清々しさというか安堵みたいなものがある。

 

結局インターネットがセックスへと結びつくことは一度たりともなかった。僕は一貫してインターネットでセックスしたいって主張し続けてきたのにも関わらず。おかしな話だよ。

僕はスラムダンクを読んで思ったんですよ。なるほど、バスケがしたいですって言えばバスケができるのか。ならば僕はこう言おう「セックスがしたいです!!」って。けど、どれだけ声高らかに何回言ってもセックスできないんだもん。

 

ていうかおかしくない?と言いますのも、インターネットにいらっしゃる皆さんってもれなく精神をお病みになさっていらっしゃるじゃないですか。ポテトチップスの最後の手で掴みづらい残りカスを袋から口に直接運ぶ要領でお薬ガーッと摂取しますし、え、オフロード!?みたいな手首していらっしゃるじゃないですか。これは風の噂で聞いただけなので真相は定かではないんですけど、そういう精神をお病みになさっていらっしゃる方って自動ドアかな?と思うくらい股間の方がゆるいって耳にしたことがあるんですよ。

だからですよ、だから僕は殊更セックスがしてえと主張を続けてきたわけ。

なのに僕はなんでか知らないけどセックスできないじゃないですか。もうこれが全く意味がわからない。噂は嘘だったということ?でもいくら噂が嘘でも一回もセックスできないっておかしくない?自動ドアどころかハンターハンターゾルディック家の敷地へ入るための扉くらい頑なにセックスさせてくれないじゃないですか。何なん?性器の建て付け悪いん?

で、最近ふと思ったんだけど、それって多分僕の精神がマトモだからなんじゃあないかって。似た者同士が惹かれ合うだなんて言いますけど、その逆で僕の精神がそれはもうクリーンすぎて精神をお病みになっていらっしゃる皆様には眩しすぎて近寄ることすらかなわなかったのかなって。

もうそれしか有り得ないし、それならば納得がいくんですけど、そしたら僕はこの先もずっとインターネットでセックスできないじゃないですか、絶対的に。ここにまともな人なんて居ないんですから。

そう考えたらやる意味ないなって。そういうのもあって、ほなやめさせてもらうわと。そういう次第でございまして、わたくしすくにゃんというユーザーとしての存在を辞めました。とは言ってもSNS依存症ですし、数日後、いや数時間後には戻ってくるかもしれませんが。


最期に、私精神病んでないけどセックスしてもいいよ。という方だけご連絡ください。

それでは。