タイトル無し


「これがわしのチンポや……かわいい……ぐへへ、かわいい……」

 

(……。)

 

「よーしよしよし、よーしよしよし。」

 

(クーン……クーン……)

 

「アハハ、あかんて、さすがにこれはあかんて、大きすぎるやろ。いや、わしのチンポ大きすぎるや……ん?なっ、鳴いた!?今わ、わしのチンポが……鳴いた?嘘や、うっ、嘘や、、、信じられへん。わしの、わしの…‥チンポが……鳴く?産声を、あげ……た……?」

 

(……。)

 

「もっかいや、もっかい鳴いてみてや!!なあ、チンポ!!!」

 

(……。)

 

「チンポ!!こっち向きいや、な?な?呼び名が気に入ってへんのか?チンポ!!チンポ!!」

 

(……。)

 

「反応、なし……か。。。」

 

(……。)


(……。)

 

「なあ、なんでなん?さっきのは幻聴やったん?そんなことないよな?お前は確かに鳴いた、鳴ける子なんや、なあチンポ!

わし……、お前と一緒にすごした修学旅行わすれてへんで。一緒に風呂はいったやん……。そんで肩組んだやん。。。タオル頭に乗っけて、一緒に長淵剛の乾杯さ……うたったよな?な?クラスマッチでだって、二人三脚で、わしとお前で走ったやん。お前途中で躓いてさ、転んで二人で擦りむいてさ。でもちんちんの皮は剥けなくてなんて笑いあってさ……。なあ……、チンポ、もう一度鳴いてぇや……。」


そう呟きながら僕はペットボトルをなでた。
時計はもう朝の9時をさしていた。「そろそろだな」と思い、ケツにささっているイチジク浣腸をそっと抜いた。