アナルの有無について

可愛い女の子にアナルは存在するのか、可愛い女の子はうんこをするのか、そんな議論を先日インターネットで目にした。

 

あるに決まってんじゃんw、アナルはあるな(回分)などと思う貴方に、もう一度問おう。
女性に肛門があるという貴方は、本当にそれを見たことがあるのですか?と。お前ら頭大丈夫かと。それは回文じゃないぞと。

 

ああ、見たさ。見たよ。触ったし、舌まで挿れた。そういう人も居るかもしれない。あんたがそう言うならそうだろうし、別に僕はそれに関してああだこうだと言うつもりはない。
だがしかし、僕は可愛い女の子のアナルを見たことがない。可愛くない女の子のアナルも見たことがない。まあ可愛くない女の子にはアナルがアろうがナかろうが(アナルだけに)どうでもいいので今回はそこについては触れることはしないでおこうと思う。デリケートな問題なので。(アナルだけに)

 

誰が何と言おうと、僕は自分のこの目で可愛い女の子のアナルを見るまではその存在を信じるつもりはない。
だってそうでしょう?貴方は知り合いに「UMAを見た!!!」と言われたら、それを、ああそうかUMAはいたんだ。と信じることができますか?っていう話ですよ。残念ながら僕には出来ない。僕はそこまでお人好しじゃない。女の子のアナルだって同じだ。
自分で言うのもなんだけど僕はひどく理想主義者であり、この世界に対して常に大きく理想を抱き続けている。人々はみな善人であって欲しい。みんなが笑い合える世界になって欲しい。話し合えば相手のことを理解できると思うし、戦争なんてなくなって欲しい、核兵器なんて要らない。オフ会で会った女性とは絶対セックスできる世界であって欲しいし。中出ししてもコーラ洗浄すれば妊娠しない世界であって欲しい。
だからこそ、自分の目で見たもの以外は信じないという妙にリアリストな節がある。いや正直に言えば、自分にとって都合の悪いことからは目を背け続け、結果として自分の目で見たもの以外は信じない。それが理想主義者という人間だ。

 

故にここで断言する、可愛い女の子にはアナルなど存在しない。もし存在するというのならば、僕に可愛い女の子のアナルを見せてみろ。今すぐ可愛い女の子は僕にメッセージを送ってこい。
そしてアナルを見せつけて、僕の顔面でヒクヒクさせてみやがれって言うんだ。

 

いやいやいや、見たことがないというのならば、だったらないと断言するのではなく、あるかもしれないだろ?ないかどうかだって見てみなきゃわからない。
ごもっともだ。見たことがないのだから、もしかしたらあるのかもしれないし、アナルなのかもしれない。……は?

 

しかし、では問おう。もしあるならば、なぜ誰も僕に見せてくれないのだろうか。UMAだっているのなら、みせればいい、それだけの話だ。
たった一回、たった一回だけ僕の目の前で可愛い女の子がパンティストッキングを顔を赤らめながらずりおろし、その後パンツを恥ずかしがってもじもじと30秒ぐらいかけて下ろして数秒間、いや一瞬アナルを見せてくれればいい。そうすれば、ああそっかアナルはあるんだ。それで済む。それを脳裏に焼け付けてめちゃくちゃシコるだけで済む。

それともあれか?マイナンバーでも掘ってあるのか?男はケツを掘られて女は個人情報でも掘られているっていうのか?は?全体的に意味がわかんねえよ。将又可愛い女の子のアナルは国家機密だとでもいうのだろうか?肛門のシワにこの世の全てが記されているだとか、この世界の常識が覆ってしまうようなことが書かれているとでもいうのか?だから僕には見せてくれないのだろうか?
なんにせよ、もしあるならば誰も見せてくれる人がいないという現在の状況が理解できないし、そうある以上、ないと考えるのは至極当然なのではないだろうか。

 

何もアナルが嫌いなわけじゃない。僕だってアナルは好きだ。僕はアナルをこの目で見たことはないけれど、きっと小動物が鼻をヒクヒクさせるんだ。そうやってアナルへ想いを馳せると、とても愛らしい気持ちになる。けつ毛は好きじゃないけど、ねこやウサギにヒゲが生えているように、理由があってケツにはケツ毛が生えているんだろう。ケツ毛によって、平衡感覚を周囲を感知したり、アンテナ代わりになっていてスマートフォンとかWi-Fiとか云った類の電波を受信しているんだろう。あばたもえくぼという諺のように、けつ毛もアナルだ。えっ、どういうこと?

 

もしかしたら、こういう人がいるかもしれない。あんたはアダルトビデオを見たことがないのか?わざわざ見せてもらわなくたって、有無を確認できるだろ?と。
僕は逆にこう問いたい。貴方は映画やテレビが全て事実だと思っていらっしゃるのかと。だとしたらそれは能天気ってもんだ。アダルトビデオに描かれているアナルが全てCGの可能性だってある。創作は創作、現実は現実だ。チンチンから糸のような何かを出せる男はいても、手首から糸を出せるスパイダーマンはいないし、セックスメンはいてもXメンはいない。

 

というか、ぶっちゃけよ、ぶっちゃけた話、アダルトビデオでアナルを確認できるだろとか、じゃあアナルがなかったらどうやって生活するんだとか、アナルがないとはどういうことだとか、女子トイレはどうなんだとか、正直そんな細けえことはどうだっていい。
肝心なことは、結局僕自身がこの目で見たことがないということ。それだけ、それだけなんだよ。
実際に見たことがねえ僕自身の責任なのかもしれない。だが、それでもこの目で実際に見たことがない以上、見るまでは信じるわけにはいかない。他の人がどういう考えだろうがどうでもいい。てめえらはてめえらで好きにしてくれ。

 

大切なのは、目に入ってくる情報だとか偏見に流されず、自分の目できちんと見るまでは、ああだこうだと勝手に決めつけないということなんだ。そして、僕が今可愛い女の子のアナルを見たいということも忘れないで欲しい。
だから、可愛い女の子にもアナルはあるよ、という方は、ぜひ僕に、僕のこの顔面にケツを突き出して、アナルを有無を確認させて欲しい。
そういうことなんだ、つまり長ったらしい文章になってしまったが言いたいことはたった一つだけ。俺にアナルを見せろ。
その大切さを説きながら、僕は今日も未だ見ぬアナルに思いを馳せながら眠りにつきたいと思う。