アナル店長

5年以上前に

「15歳のキモチ」をテーマに設定し、アナルが店長に上り詰めるまでの走馬灯ケータイ小説こと「アナル店長」

という文章を書いたのですが、それに多少手を加えて改めてこちらに載せようと思います。自分で読み直しながら所々修正していたのですが、意味がわからなくて頭がおかしくなるかと思いました。

 

 

 

キキーッ


ドーンッ


『キャーッ!!!!』

 

一番最初に若い女性の叫び声が脳に響いてきた。そして、突然過ぎて理解がまったく追い付かなかったが、ものすごく強い力でぐいと身体が空へ引っ張られた、そんな気がした。

結論から言うと、俺はトラックに轢かれた。

なんだか変な感じだが、すべての事象が非常にスローモーションでうごいていた。

向かいの通りでは女性が目をこれでもかと開き、叫び声をあげている。

そんな顔するなよ、ていうかまんこ臭そうな顔してんなあ......。そう考える余裕すらあった。

まるで肛門からニョキニョキと生まれ出るうんこのように、それはスローモーションに感じられた。

そしてなんとなく、ああ、俺は助からないんだろう......と察する。なぜなら吹き飛ばされたショックでおしりからうんこが出てるからだ。
せっかくここまで、ここまできたのに......。それだけが悔いに残る。

 

 

話は3年前まで遡る。当時の俺は野良アナルだった。
「クゥ~ン、クゥ~ン、ビチビチビチ……。クゥ~ン、クゥ~ン、ビチ、ビチ、ビチビチ、ビチビチィ......。」

この世のアナルは全ていくつかの階級に分けられていた。
野良アナルの俺は、とてもじゃないけど貧弱で、最下層民に分別されるべく下痢アナルだった。自力で食べ物を探すこともできず、食事もままならない。

いつから下痢アナルだったかはもう覚えていない。ひたすら下痢をし、自分の下痢を食い、また下痢をし、それを食いの繰り返しで、気づいた時にはもうどうしようもない所まできていた。

残された道はこのまま路地裏でそっと肛門の括約筋を緩めながら下痢を少しずつ漏らしながら息絶えることだけ。ついには立つ力も尽き、俺はその場に倒れ込んだ。死を待つだけだった。アナルなんてろくなもんじゃねえ……とアナルであることを恨みながら空を見つめていると、ふいに頭上で声がした。

 

「おめぇ、こんなところで何やって……!もしかして野良アナルか?うぇえ!!こりゃあひでえ。下痢まみれじゃねえか。おいおいカレーライスのモノマネか?肩を貸してやるよ。いいか立てるか?」

そう言って、男が身体を寄せてきた。

「触るな、ほっといてくれ......。」

と俺は相手に届いているかどうかもわからない程の小声で言う。

 

「おいおい、家出中の生娘じゃねえんだから......(ツンツン)」

「あっ!!!ンヒィ!」

「って、お前本当に生娘じゃねえか!処女の野良アナルか......。しゃあねぇ、うちへ来い。とりあえず何か食え、話はそれからだ。こんな所でくたばる必要もねえだろ。」


それが店長だった。「ほっといてくれ」と拒絶する俺を半ば無理やり抱え込み、自分の店へ連れ込み、空腹で餓死寸前だった俺に腹いっぱい食わせてくれた。めいいっぱい飯を食った俺はすぐに糞をした。ブリブリィブリブリィ……。

 

「ありがとう、ありがとう......。こんなに腹いっぱい食ったのなんていつブリィだろうか、わかんねえけど。とにかく礼を言わせてくれ。感謝という名のうんこが止まらねえよ。本当にありがとう。けどな、見ての通り。俺は野良アナルだ。しかもあんただって気づいちゃいると思うが下痢アナルときたもんだ。最下層民さ。当然お礼できる程金なんか持っちゃいない。すまないけど、あんたにしてやれることなんてうんこのおすそ分けくらしか......。」

「なあに、金なんて要らねえよ。ここはな、お前みてえのが集まる店さ。いや、下痢アナルだけじゃない。ふふっ、聞いて驚くなよ。この店にいる奴らの半分くらいは痔持ちアナルさ。」

「痔・・・痔持ちアナルッ!!!?ア、ア……アンタッチャブルだと!?ブビっブビブビ!ブリィ!!!!」

俺は思わずびっくりして下痢を漏らした。漏れた下痢がじんわりと床へ広がっていく。


通常アナル社会では「下痢アナル」が一番身分の低いアナルとされているが、実はその下にはもう一つ「痔持ちアナル」という階級づけをされている者たちがいる。

痔持ちアナルは本来は語られることのない不可触選民だ。存在がそのものがこの国では認められていないのである。

それはつまり、痔持ちアナルとわかったアナルに対しては法律が一切適応されないということを指す。突然殴られても誰かが止めに入ることはないし、殺されても何もなかったことにされる。よって、もし仮に自分が痔持ちアナルになってしまったとしても、本来ならば決して口外されることはない、たとえ肉親にでも。

 

それが、この店じゃあ半数が痔持ちアナルだと!!?

どうなってやがる......。誰かが密告したらどうなったもんかわかったもんじゃない。店ごと焼き討ちにされたっておかしくない。うんこを手ですくって食べるものがいるだろうか?いや、いない。(反語)

俺がただただ呆然としていると、店長は続けてこう言った。


「そんなに、気を負うこたあねえだろ。簡単な話しだ、アナルに上とか下なんてあっちゃなんねえんだよ、本来。

アナルはアナルだ。俺たちは、いちアナルとして生きている。そうだろ?そういう考えを持ったやつらがここに集ってんだ。だから自分が痔持ちアナルなら痔持ちアナルだっていうし、ケツにボラギノール(麻薬)も挿す。

ここは俺たちのトイレなんだよ。アナル達の楽園であり、休息の場なのさ。好きに屁をするもよし、糞をするもよし、アナルに異物を挿入するもよし(現在この国の法律では禁止されている)。まあ、そういうこった。お前も気が済むまでここでゆっくり休んでってくれ。」

 

体に電撃が走った。ということは、アナルにバナナが突き刺さったのだろうか?いや、ない(反語)

今までの、下痢を食っちゃ下痢、下痢を食っちゃ下痢でただ死を待つだけという野良アナルとしての生活は一体なんだったのだろうか。下痢である事に耐えきれず自ら社会と言う名の消化器官からドロップアウトし野良アナルに成り果てた俺は一体何だったのだろうか。

 

「て、店長......。今日会ってあんたに突然こんな事をいうのはどうかしてると分かっちゃいる。しかしそれでもだ、それでもあんたにお願いしたい。俺をここで働かせてくれ。あんたの生きザマに心が、いや心のアナルが震えたよ。見てくれ、ヒクヒクしてる。

あんたみてえなアナルライフがあったなんて……、こんな場所があったなんて……。俺のアナルを見てくれよ、これは涙だ。今俺はアナルから涙を流してんだ。

俺は……今まで、俺は……。こんな世の中生きる意味なんてないと思ってた。だってそうだろう......。野良の下痢アナルだ。下痢をして下痢を食って、死んでいくだけのもんだって、そう思ってたよ。

けど、これだ。これだよ、店長。俺をあんたの元で、ここで、働かせてくれ。金なんかいらねえ。

俺は二度あんたに助けてもらった。ついさっき、死にかけの所を拾ってもらった、あたたけえ飯を食わせてもらった。そして今、生きていても意味がねえと思っていた人生だったけどよ、あんたの今の話を聞いて、もう少し生きてもいいかなって思った。

あんたの力になりてえんだ。あんたの為に生きてえんだ。あんたの目指すアナル、俺にも見させてくれよ。

俺は、今のアナル社会にうんざりだ。俺はこのアナル界をピース(PEACE)にしてえんだよ。アナルがアナルを取り合い寄り添いアナルの輪っかを作る、そんな世界を見てえんだ。あんたについていけば、それが実現する気がするんだ、アナルが俺にそう囁いてるんだよ。」

 

こうして、俺は店長のもとで働くことになった。
そして、あっという間に三年の歳月が過ぎて行った。まるで水洗トイレで流されるうんこのように……。

 

「て、店長……。俺こんなのって初めてだから……どうしたらいいか……。」

「おいおい、そんなたくましい体つきだってのに、いじらしいこと言いやがって。興奮させるじゃねえか。実はよ、お前を拾った時からお前の処女アナル、に惹かれてたんだ。俺がお前の初めてを頂きてえってあん時からずっと思ってたんだ。」

「そんなこと言われたら、俺嬉しくて、アナル溶けちまいますよ。(アナルが)とろけるような恋がしたいってこういうことなのかな......。店長。や、やさしくしてください......。俺、もう何が何だか。とにかくドキドキしちまって、今すぐにでも爪先からでも射精しちまいそうだ。」


店長のアナルペニスが俺のアナルにそうっと入ってくる。まるで抜き足差し足忍び足の泥棒のように。

 

スッ、スススっ……

「ンァ……」

グッ、グググッ、グイッ

「ンァア......」

「ふぅ……どうだ?」

「ぜ、全部入りましたか?」

「ああ......。俺たち1つになってるぜ。」

「ひとつなぎの大秘宝ってやつですね、へへっ」

パンパパンッ

「ひゃぁぁ あああ!!!て、てててててててててててんちょうぅぅううううううううううううううううううううううううううううううおおおおおおおおおおおおおおおおお おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお・・・は、ははははあああああああああああああああああああああああいっちまってんのおおおおおおおおお おおおおおおおおおおおおおおお????てえええええええええええええええええええええええええええええええええええんんんんんんんんんんちょおおおおお おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

「バカ野郎!そんな騒ぎたてる奴があるかってんだい!」

「ンギィ!!ンギイッ!!!

そ、そんなこと言ったって、店長。アッ、アァン……俺初めてなんすよ……。けど、これで……俺も、ついに一人前のアナルに……。初めてが店長で良かったです…...。」

「ああ、そうだな。これで儀式も終了だ」

パンパンッ

「え?儀式?え?店長、儀式って何だよ。」

パンパンッ

「ああ、今日からはお前が店長だ。アナル店長だ。」

パパンパンッ

「な、なにをいって……。」

パパンパンッ

「なあに、大したことじゃない。俺はただ店長の座を退くだけさ。」

パンパンッ

「て、店長!?なにいってんだよあんた!!!肛門がおかしくなっちまったのか!?意味わかんねえよ、儀式ってなんだよ。俺たちのアナルセックスに愛はなかったっていうのか!?」

「エイッ」

パンッ

「あぁん!!!」

「これでもまだそんなナマ言おうってのか!」

「いや、だって意味がわからなくて……。」

「俺はお前のことを愛しているさ、だからこそ店長の座をお前に譲ろうと思ってさ。お前がもっと輝く姿を見たいんだよ、お前のアナルで世のアナルを照らしてくれよ。えいっ!」

パンッパンッ

「あぁん!あんあん!ヘヘ、店長......。お、俺が店長?アナル店長・・・?ヘヘ・・・なんだかあ、あぁんんん!!!こそばがゆいなアアン!!!!ギッギギギギギgィイィイイイ!!!!!!」

 

 

数日前に俺は店長とアナル店長継承の儀式を交わすことで、店長になった。

アナル店長ってやつだ。一介の野良アナルだった俺が、いつのまにかアナル店長だ。

ここ三年間はこの店で働きながらしっかり食わせてもらっているからか、いつのまにかヘルシーアナルになっていた。下痢アナルだったあの頃が嘘のようだ。

毎日のブラッシングアナニーだって欠かしていない。これも全部あの店長のおかげだ。

これからの人生をかけて店長に恩返ししなきゃいけねえなあなんて考えながらどうにかして店長を喜ばせたくて買い物をしていた。特大のアナル拡張機(非合法)を買ってプレゼントしようとしてた......。その矢先に、この事故だ。

店長と共にアナルの平等化を目指してアナルの階段を駆け上るはずだったのだが……。薄れゆく意識の中、アナル店長の顔が脳裏に浮かび上がる。

店長……せっかくなのに申し訳ねえよ……。いや、そっか、今は俺が店長だったっけ……。

アナル店長か……。これからだったのにな……。

 

店長、アナル店長……

 

ブリブリィイ......